足の指が教えてくれたこと
私は自分がものすごく嫌いだった
とにかく自分に対してダメ出しばかりしていた
内面、外見、言動、行動、私の全て
まるで自分の中に監視官のような人がいて、私の目に映るものやる事にすぐに笛を鳴らしてくる
はい!ダメ 言ったでしょ
ほらダメだった
本当バカ
マジで嫌い
常に自分に対してこんな言葉を浴びせていたので、周りからも同じような言葉を言われてきたし
周りに対しても常に厳しい目を向けていた
自信なんて1ミリもなかったけど、人に馬鹿にされる事を一番に恐れていたので空っぽの私は必死に自分を隠しながら自分ではない者になろうと強気に頑張った
例えば、憧れていた人に近づくように外見を真似してみたり、色んな資格の勉強をしてみたり、交友関係を広げてみたり
そのどれもは今となっては良い形になっているけど、一つ分かった事はどんなに頑張って色々なものを自分の中に取り入れても、自分の受け皿が変わっていなかったら何をしても同じだという事
そんな私が自分は変わったと思った瞬間がある
ヨガでいつも通り足指を一本ずつマッサージをしていた時、父親の指の形に似ていてブサイクだと思っていた自分の指を「小さくてカワイイ」と思った
(正直、自分でもそんなこと思うなんてびっくりして一瞬戸惑った!)
そしてこんな小さな指で歩き続けてきたのか…と思ったら愛おしくなってクリームをたっぷり塗ってあげた
自然と湧いてくるこの愛おしいと思う感情は、娘に対して感じたことはあったけど
自分に対して感じたことは初めてだった気がする
まだ私の中の監視官はちょいちょい顔を出すけど、それでも私はひるむことなく
これできたじゃん!めちゃカワイイ!そういうとこ好きだよ!と
どんな小さなことでも自分を褒めちぎる
ふとこんなことを書きながら思ったことは
今の私は仕事もしていなければ
行きたいところに行って好きな人に会って自由に遊んで
今までの自分がタブーとしていたことを毎日している訳だけど
私は今のわたしが一番好きだし
周りからもすごく愛されている
そして周りの人、もの、起こることに対しても取り繕うことなく
自然体な私でいられるようになった
何者になろうとしなくても
何もしなくても
愛されようと頑張らなくても
私はこのままここにいるだけでいいんだよ〜
ってこと
今日も自分にいっぱい好きを伝えよう!
そこから全部はじまる
KIKO
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